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2010年5月15日
開陽丸青少年センターから旧檜山爾志郡役所へ。
江差町郷土資料館になっています。
旧檜山爾志郡役所前にある土方歳三嘆きの松。
旧檜山爾志郡役所は道内唯一の現存郡役所です。
磨り減った階段も特殊な樹脂で修復して現役。
 
開陽丸終焉の地を望む。
窓の下に見えるのが嘆きの松。
特筆すべきは改修工事の際に壁板の下から見つかった内装壁布。7種が再現されています。
 
 
 
企画展「人物を通じて見た江差の箱館戦争」
江差奉行の松岡四郎次郎に宛てた書状などが展示されていました。
これは大鳥圭介からの書状。
比較的行間の整った、でもみっしりした感じの字。
最後になるにつれだんだん字が大きくなるのは何でだ(笑)
水陸三千共に兵を進めん
両軍今日輸贏を決す
高きに倚りて一望すれば敵方に近し
袖に触るるの飛丸戞として声有り
榎本武揚からの書状。
行間が狭くて割とみっしり。
 
長州の山田顕義(市之允)からの書状。
なんか物凄く筆圧高そう。
松平太郎からの書状。
行間は広いけど字が小さい。
でもたぶん一番読みやすい字だと思われる。
嘆きの松から開陽丸座礁地点方向。
 
さて、日が暮れないうちに函館まで帰りますよ。
函館〜江差間には稲倉山古戦場とか二股口古戦場とか焔硝倉の沢とか無名戦士の墓とかもありますが、熊が出ると困るので車窓から碑を眺めるに止めました(苦笑)
レンタカーを返してもまだ日があったので、徒歩圏内にある一本木関門へ。
碑前祭の行われる土方歳三最期の地碑もここ。
赤レンガ倉庫を徘徊して、明日はいよいよ五稜郭祭ですよ。